武侯祠の特徴と魅力

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9月

武侯祠の特徴と魅力

三国志好きな方には是非訪れてもらいたいスポット

日本の漫画やテレビなどで取り上げられる機会の多い三国志は、根強いファンも多く現在でも様々な商品やコンテンツの展開がされており人気は衰えません。
そんな三国志の世界を、現地中国で堪能できるスポットが有ります。武侯祠は、四川省武侯市にある堂で、蜀の丞相・諸葛亮やその主君だった劉備を祀っています。
年間の環境画数も多く、世界中のファンが集まるこの場所は、入り口から劉備玄徳の霊廟である漢昭烈廟が飾られており、一気に三国志の世界観に引き込まれます。
武侯祠がある武侯市の名も、諸葛亮孔明に由来するもので地域を上げて深いかかわりをもって展開されていることが分かります。

1500年の歴史を感じる

この武侯祠は、すでに1500年ほどの歴史があり当時の権力の大きさを知ることができます。長年にわたって現地の人々に大切にされてきた堂は、今なお人気の衰えないスポットです。
現在ここでみられる建物たちは、1672年に修復されています。
敷地内にある武侯祠博物館には大きな劉備や諸葛亮など三国志を語る上では外せない偉人の像も飾られており、歴史の流れや当時の職人の技術などを垣間見ることができます。
如何に権力を持ち長年にわたりこの地を収めてきたのかが分かりやすく解説されていますので、三国志をこれから知ろうという方でも十分に楽しめる内容となっています。
代表的な偉人の像意外にもユニークな彫刻が多数点在していますので、見どころはたくさんあります。

広大な敷地内にある様々な建造物

武侯祠は、広大な敷地内に5種の建造物が存在します。大門、二門、劉備殿、過庁、諸葛亮殿それぞれに見ごたえのあるスポットがあり、とても一日で回り切れないほど発見と驚きが多い観光地です。
大門と二門の間には孔明を称えた唐代の石碑があります。劉備殿には金の劉備像があり、そのきらびやかさに圧倒されます。また、諸葛亮殿に入ると、同じく諸葛亮の像があり、手には鳥の羽で造ったとされるうちわが添えられており、当時の風格を確認することができます。
さらに先に進むと武侯祠文物陳列室があり、三国志の貴重な資料などを見ることができ、歴史の流れを感じることができます。

武侯祠のアクセスなど

武侯祠は、夏期は5月1日から10月31日まで、冬期は11月1日から4月30日までとされています。特に定休日などは存在せず、年中いつでも訪れることが可能です。
季節によりまた見え方も変わってくると思いますので、年間何度かに分けて訪れている人も多いようです。
120センチ以下の子供は無料で入場できるので三国志に興味がわき始めたお子様がいれば、一緒に旅をしてみるのも良いかもしれません。