棒々鶏(バンバンジー)ってどんな料理?

棒々鶏には歴史がある

棒々鶏は中華料理の中でも一般的なメニューとして知られている料理のひとつです。
普段何気なく食べている棒々鶏も、実は深い歴史があります。

棒々鶏は中国の四川省という地域で作られました。
固くなった鶏肉を中国人が棒で叩いたところ柔らかくなり、そこから棒々鶏という名称がつけられたのです。
現在は棒々鶏を作るときに棒を使うことは少ないものの、本格的な棒々鶏では使われることがあるかもしれません。

棒々鶏を作るために使う食材

棒々鶏で使う食材は鶏肉ときゅうりです。
また、棒々鶏にはタレがかかっていますが、このタレの作り方がポイントです。
人によっては、自家製のオリジナルタレを作ることもあります。

一般的な棒々鶏の作り方は、まずは鶏のむね肉を用意します。
そして棒々鶏に使うタレ用に、調理用のお酒と味噌、しょうゆ、みりん、砂糖、ごま油、すりごまを用意します。

準備として、酒は大さじ2杯ほどを用意しましょう。
次にきゅうりを1本用意します。
きゅうりは細切りにして、鶏のむね肉と絡めます。
味噌は大さじで2杯ほどが必要で、醤油は大さじ2分の1ほどを用意します。

次にみりんですが、みりんは大さじ1杯を用意しましょう。
さらに砂糖は大さじ1杯を用意し、ごま油は小さじ1杯で大丈夫です。
最後にすりごまは、大さじ2~3杯を用意しましょう。

ここまでを用意したら、鶏のむね肉を厚みが均等になるように開きます。
そしてに鶏肉に火を通し、水に浸して細く割きます。
さらにきゅうりは細切りにして鶏肉と絡めます。
最後に用意した調味料を混ぜ合わせてタレを作り、鶏肉ときゅうりと混ぜ合わせたら完成です。

調味料を混ぜ合わせるときには、ボウルを用意すると良いです。
ボウルがどうしても用意できない場合は、茶碗などのカップになるものを用意しても大丈夫です。

こうして棒々鶏を作ることができますが、調理が苦手な場合は棒々鶏の素がスーパーなどで市販されています。
そのためこれを使うと、鶏肉ときゅうりを用意して素を混ぜ合わせるだけで美味しい棒々鶏を作ることができます。
初心者の場合、まずはこれで慣れてから本格的な棒々鶏を作ることをおすすめします。

また、棒々鶏は基本的に鶏肉ときゅうりがあれば良いですが、トマトを合わせるのもおすすめです。
トマトときゅうり、鶏肉が混ぜ合わさることで、より爽やかで美味しい風味の料理になります。

親しみやすい棒々鶏

このように棒々鶏は四川省で始まった料理で、奥深い歴史があります。
棒々鶏は比較的簡単に作りやすいメニューですが、あまり料理に慣れていないなら棒々鶏の素を使うのもおすすめです。
まずは作りやすい方法で、棒々鶏を楽しんでほしいと思います。