麻婆春雨は日本の中華風料理
麻婆春雨は中華風の味付けですが、実際は中国発祥の料理ではなく、日本で開発されたメニューです。
考案したのは大手企業である永谷園の能登氏という人物で、さまざまな世界を旅して歩き回るうちに、麻婆春雨を思いつきました。
そして永谷園の惣菜として春雨や豚肉、竹の子、ピーマンなどを使用した麻婆春雨を発売しました。
これが1981年のことです。
麻婆春雨はこのときから大ヒットとなり、日本における家庭の人気商品となりました。
その後も麻婆春雨は継続して高い人気を誇り、1994年には13億円という大きな売上を達成しました。
当時は永谷園の麻婆春雨の類似商品なども多く販売されており、麻婆春雨はブームとなった時代があるのです。
麻婆春雨は自宅で簡単に作ることができる
麻婆春雨は自宅で簡単に作ることができます。
レシピを紹介するため、食べたくなったら参考にしてください。
麻婆春雨を作るのに必要な具材として、まずは豚のひき肉が必要です。
3人前の場合、100gを用意しましょう。
次にメインとなる春雨ですが、70gを用意します。
次にニラを準備しますが、半束ほどが必要です。
さらに長ねぎとにんにく、生姜、豆板醤が必要です。
長ねぎは半分、にんにくは1片、生姜と豆板醤は小さじ1杯が必要です。
これらは合わせて混ぜ合わせることになるため、まとめて置いておくと良いです。
さらに調味料として、醤油が大さじ1杯と2分の1杯必要です。
そしてお酒が大さじ1杯、砂糖が小さじ1杯必要です。
また、味噌も小さじ1杯用意します。
これらに加えて鶏がらスープの素も小さじ1杯準備しましょう。
最後に水を1カップ、胡椒と水溶き片栗粉を適量用意します。
こうして必要な材料を用意したら、春雨を固めに茹でます。
そして茹で上がったら、食べやすい長さに切りましょう。
次に用意した調味料を合わせます。
そしてねぎとにんにく、生姜をみじん切りにします。
ニラは3~4センチほどの長さにカットしましょう。
これらの準備を終えたら、フライパンにごま油を引き、豚ひき肉を炒めます。
そして用意した上のものをフライパンに入れて、さらに炒めます。
胡椒をを加えながら味を見て、必要であれば塩を追加します。
最後の仕上げをして、完成
最後に水溶き片栗粉を、全体に行き渡るようにまんべんなくかけます。
そしてかき混ぜると、とろみがつくようになります。
このあと30秒ほど煮詰めると、よりしっかりととろみがつき、美味しく仕上がります。
これで麻婆春雨が完成します。
麻婆春雨は多くの人が好みやすい味のため、家族で食べるのはおすすめです。
また、レシピサイトなどでさまざまなアレンジレシピが掲載されているため、よりこだわって作ってみるのもおすすめです。