ごみのポイ捨て文化

ゴミに関する問題を抱えている中国

日本でも、ゴミに関するさまざまな問題を耳にすることが多いです。
そもそもゴミの量が多く、いかにそれを減らすことができるのかといったこともその一つですし、ゴミの仕分けや出し方などの関する問題を聞くこともあります。

中国でも、日本と同じように、あるいはそれ以上にゴミに関する多くの問題を抱えているのだそうです。
その理由の一つに、ゴミそのものの量が増加していることが挙げられます。
急激な発展によって、ゴミの排出量も増えていることも理由ですが、もともと人口が多いため、どうしても出るゴミの量も多くなってしまうのでしょう。
現在、その対処にさまざまな対策が取られています。

ゴミの量が多く、置き場所がないなどの問題も聞きます。
そのため、現在中国では、ゴミ処理場の建設にも力を入れているそうです。

やはり普通に歩いていても、ゴミを目にすることが少なくありません。
すばらしい観光地でも、そういった残念な状態を目にすることもあります。

ゴミのポイ捨て

日本でも、ゴミのポイ捨てをまったく見ないというわけではありませんが、公共の場の多くでは、ゴミを目にすることはあまりありません。
観光地であれば、さらに隅々まで掃除が行き届いており、気持ち良く旅が楽しめる状態になっていると言って良いでしょう。
しかしながら、中国を歩いていると、道路などに捨てられているゴミを目にすることは少なくありません。
そこが、少々残念に感じることもあります。

そんななか、とある市のキャンペーンとして、ゴミのポイ捨てに対して高額な罰金をもうけたところ、ゴミのポイ捨てが圧倒的に減ったのだそうです。
現在は、中国の法律上、罰金最高額もそれほど高額ではないそうです。

ゴミの輸入禁止

2021年より、中国では海外のゴミの輸入を禁止しています。
かつて、中国では海外から輸入された廃棄物を良い状態にして、工業関係で使用していました。
少し前は、全世界の半数以上のプラゴミが輸入されていたこともあったそうです。
その後、2018年より廃棄物の輸入に対して、さまざまな制限をもうけていたのですが、現在は輸入していない状態になっています。

その背景には、先に紹介しているように、ゴミの置き場所がなく対応が難しくなっていることや、ゴミの輸出国が増えたことなどが挙げられます。

ゴミを減らす工夫が必要

中国に限らず、多くの国でゴミの量を減らすことに力を入れています。
日本でも、同じように力を入れていく必要があるといえると言えるでしょう。

ポイ捨ては多くないと信じていますが、そもそもゴミが出ないような工夫をする必要があることは、多くの方がご存知だと思います。
できるところから、やっていきましょう。