suntech power(尚徳太陽能電力有限公司)

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4月

suntech power(尚徳太陽能電力有限公司)

世界的な太陽光電池・太陽光発電システムメーカー

東日本大震災以降、急激に注目が集まるようになったのが太陽光発電システムです。
それ以前から世界的にも自然エネルギー発電の技術は開発が進められており、2008年時点で「suntech power」は世界シェア3位の大企業でした。

世界中の大企業が上場しているニューヨーク証券取引所であるADRにも上場を果たしており、一般投資家に向けて会社の状況は全て公開をされています。

その後世界シェアナンバーワンを果たしたこともあったのですが、現在は経営再建中となり再興をかけて事業を行っているところです。

suntech powerという会社ができたのは2001年9月で、2010年までは順調に成長を続けていきました。
それが2013年3月に転換社債が債務不履行となり、子会社であった無錫サンテックパワーが法的整理に入ることになりました。

日本においてはサンテックパワージャパンという日本法人が製品の製造・販売を行っており、現在も数多くのユーザーが機器を利用しています。

経営難が伝えられたことで国内の製品がどのようになるか不安が広がったこともありましたが、suntech powerは複数の子会社を保有していることから現存のユーザーへの製品供給や保守などは安定的に提供されます。

大型建築物にも多数導入されています

suntech powerの太陽光発電の最大の強みは、大型施設に対応をすることができる耐久性です。
太陽光発電は固定価格買取制度により個人の住宅でも多く導入をされていますが、やはり全体のシェアで見ると最も多く設置されているのは巨大施設です。

太陽光発電を行うためのパネルは設置のために広い面積が必要となることから、巨大なビルや商業施設というのはとても相性がよく、実際に導入をしている例もたくさんあります。

suntech powerがこれまで実際に設置をした施設例としては、北海道の旭山動物園、千葉県の千葉ロッテマリーンズ屋内練習場といった公共施設の他、三重県の紀北町立相賀小学校などの学校施設があります。

中でも東京都の練馬区立光和小学校は建材一体型の非常に高度な技術を導入しています。
同様の建材一体型の施設は東京都の味の素スタジアムや石川県の金沢バスターミナルといったところにありますので、お近くに施設があれば一度見に行ってもらいたいです。

suntech powerの太陽光発電は「太陽光+α」の提案を目指しており、ただ発電ができるだけではなくより生活を豊かにするための発電機として製品製造と販売をしています。

全国には100ヶ所以上のサービス拠点もおかれており、アフターサービスのための体勢も万全です。