Aribaba(阿里巴巴)

20

4月

Aribaba(阿里巴巴)

会社について

アリババは、ジャック・マー氏が設立したネット通販事業の会社であり、現在は中国国内のみならず、日本からもアリババの通販サイトで買い物が出来ます。
元々英語教師をしていた彼が、アメリカに行ったときに中国企業が知られていないことを知り、中国企業の輸出を簡単にするために会社を設立しました。
アリババの通販サイトは、企業ももちろん出品することが出来ますが、個人でも出品が可能であり、中国に住んでいなくとも出品出来ます。

商品取引高は、6兆8千億円であり、これはどこのネット通販サイトよりも多い取引高です。
アリババ自身は広告収入と有料サービス、そして売買手数料から収益を得ており、販売者と購入者の両方から収益を得ています。
アリババはネット通販が中国に浸透することによって、電子取引を浸透させました。
サービスの一つとしてアリペイという電子取引サービスも展開しており、これも電子取引を浸透させる手助けをしています。

ネット通販のサイトというと、楽天やAmazonに代表されるように、企業と個人の取引が主になっています。
しかしアリババは、企業の取引も出来ますが、個人と個人の取引が出来るサイトも提供しており、スモールビジネスを浸透させました。

事業について

主な事業としては、
・世界向けB2Bサイト「アリババ国際サイト」
・中国国内向けB2Bサイト「アリババ中国サイト」
・電子取引サイト「天猫」「タオバオ」
・中国国内向けオンライン決済サービス「アリペイ」
など、このようなサービスがあります。

特に特筆すべきサービスとしてはタオバオでしょう。
このサイトでは個人と個人の取引が出来る場所となっており、個人が企業のように商品を販売する事が出来ます。
中国国内のみならず、日本からも出品も購入も可能です。
タオバオでは、アリペイの利用は無料となっており、この点もネット取引をスムーズにしています。

そしてアリペイは、中国国内では資金回収は難しいと言われている中で、ペイパルと同じような仕組みの決済サービスを開発したことによって、この問題をクリアしました。
タオバオはネットオークションサイトであり、天猫はオンラインモールサイトであり、タオバオなら利用は無料、天猫なら出品手数料を支払えばお店を出せます。

アリババの強みはなんといっても中国13億人の購買力と出品力であり、それにより一躍世界で有名なネット通販企業になりました。
そしてタオバオなどのサイトでは、ありとあらゆるものが販売されており、雑貨や衣類はもちろんのこと、コンテナ船などの乗り物まで販売されており、ありとあらゆる物が売られています。
このような多種多様の販売品があるのもアリババの強みかもしれません。