Huawei(華為技術)

30

6月

Huawei(華為技術)

会社について

Huaweiは1987年に設立された企業であり、日本語で発音するとファーウェイとなります。
もともと1980年代から中国国内で通信機器を生産している企業であり、中国政府の指導によりインフラ発展のために設立されました。
そして設立当初は国内に電話とインターネットを構築することに取り組みます。
さらに1990年代にはいるとアジアやヨーロッパ諸国にも進出し、ネットワークテクノロジーを提供していきます。

これほどまでに世界に進出している企業でありながら、世界での知名度はさほど高くありませんでした。
また中国指導の元での企業となったために、アメリカなどではその製品のセキュリティを懸念する声もあります。
懸念を抱くのはアメリカのみならず、その他の国でも同様の声は聞かれます。

2012年には通信機器で世界シェア2位となり、2013年にはスマートフォンで3位となっています。
2005年に日本法人も設立されており、日本でもスマートフォンが販売されているために、この会社を知っている人もいるでしょう。
ただしやはり日本国内で法人が出来たことに関しても、スパイ容疑のある社員やセキュリティの面で心配する声も上がっています。

事業について

事業としては通信機器やモバイル機器を生産しており、各国にインフラ提供をしていますが、最近になってファーウェイが有名になってきたのは、スマホが世界シェアを獲得している背景があります。
最近ではオクタコアのスマートフォンも登場させおり、その開発力をアピールしています。

スマートフォンとしては、フラグシップのDシリーズハイエンド製品として他社にも負けないスペックとなっており、スタイリッシュなPシリーズはデザインにこだわった製品であり女性ユーザーにもアピールしています。
ミッドレンジのGシリーズは幅広い層をターゲットとしており、SIMフリー版も登場しています。
そいて最後はプリペイドスマートフォンのYシリーズであり、各社プリペイド版を販売している中で、ファーウェイの製品は良く使われています。

スマートフォンメーカーとしては後発ですが、各社と対抗し、シャオミなどの高品質スマートフォンを追従するような製品も販売しています。
現在はアップルがシェア1位を獲得していますが、今後はその下に追従する企業は続出しており、ファーウェイもその一つとなるでしょう。

やはりスマートフォンでも中国指導の下で作られたファーウェイの製品なので、中に組み込まれているチップやインストールされているアプリの、セキュリティ面は懸念が残ります。
日本へのスマートフォンを通した進出は今後も活発になっていくことは間違いないでしょう。