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4月
敦煌の特徴と魅力
中国は広くて何度行っても新しい発見がある!
中国と言っても、その広さはけた外れで、日本の面積のおよそ25.4倍あると言われています。
ここまで違いがあると、想像するのも難しいかもしれません。
北、南、西、東と、その土地によって、大きな違いもあるため、何回足を運んでも、新しい発見があります。
有名な観光地も多数ありますが、一度にすべてを観てまわるのはまず不可能と言えそうです。
お目当ての観光地を決めて、そこをゆっくりを観て楽しんだ方が効率よく移動することができます。
また、気候にも違いがあります。
そのため、観光にベストシーズンと呼ばれる季節も異なるので、そのあたりを確認してから計画を立てたほうが良いと言えそうです。
中国の人気観光スポットの一つである敦煌について
敦煌は、甘粛省北にあり、ゴビ砂漠の南西に位置しています。
古くは、シルクロードの分岐点でもありました。
紀元前に設置されたと言われているほど歴史は古く、さらに、玉門関、陽関が設置されました。
敦煌に足を運んだ際は、是非訪れたいスポットが多数あります。
「莫高窟」もその一つです。
莫高窟は、仏教石窟であり、ユネスコの世界遺産にも登録されています。
366年から、1000年もの長きにわたって、石窟が造られ続けたと言われています。
およそ1.5キロの石窟と、2100を超える数多くの仏像を観ることができます。
莫高窟では、石窟や仏像はもちろん、窟檐や仏教壁画など、数多くの見どころがあります。
かつてシルクロードの重要拠点であった玉門関
玉門関は、漢の武帝によって造られたものです。
敦煌から、およそ80キロメートル離れた場所にあり、こちらも世界遺産に登録されています。
かつてこの場所は、数万人の兵によって守られており、敦煌に西部地域からの侵略してくるのを防いでいたのだそうです。
玉門関の周辺には、「河倉城」と呼ばれているかつて兵士の食糧庫だった場所もあるので、併せて観光するのもおすすめです。
造られた当時は船を使って食糧などを運んでいたそうですが、現在はほとんど水は流れていません。
こちらも、長い歴史を感じさせる見ごたえのある場所です。
また、敦煌から少し離れた場所に、「月牙泉」や「鳴沙山」、「嘉峪関漢長城」、「陽関遺跡」もあり、こちらもおすすめです。
敦煌の天気について
せっかくなら、ベストシーズンに足を運びたいと思います。
敦煌のベストシーズンは、砂嵐が多い傾向がある春を除いた5月~秋くらいです。
また、はっきりとした四季がある敦煌では、冬は寒さが厳しくなるため、暖かい季節に足を運んだ方が楽しく感じられそうです。
乾燥しやすいので、乾燥対策もしっかりしておくほうが良さそうです。