聖誕節

26

2月

聖誕節

中国にもあるクリスマスの文化

クリスマスで盛り上がるのは欧米諸国や日本だけというイメージを抱いている人も多いかもしれません。
呼び方は違いますが、中国にも聖誕節というクリスマスを祝う日が有ります。祝日の内容も日本でよく知られている物と大きな差はなく、一年を通じて最もロマンティックな日としてカップルたちが街に繰り出します。
街中の雰囲気もいつもと違っており、色とりどりのイルミネーションで飾られきらびやかな装いです。
家族で過ごす人も、カップルで過ごす人もみんなが楽しめるようなイベントも各地で計画されているため、思い思いにこの日を過ごすことができます。
尚、中国国内でメリークリスマスは「聖誕快楽」と言っているようです。

近年になって盛り上がってきたクリスマス

聖誕節は、昔から制定されている物でしたが上海など大都市で盛り上がってきたのはここ2~3年の間とされています。
中国国内は聖誕節よりも旧正月を祝う風習があるため、あまり意識されずいつもの聖誕節がやってきたという認識で終わっていたようです。
聖誕節の飾りつけも、12月25日が終われば片づけられるのではなく、旧正月に差し掛かるまで飾られており、日本でイメージしているより長期間にわたって雰囲気を味わうことができます。
日本ではクリスマスと正月休み等が近いこともあり、一気にイベント館が増す時期ですが、中国国内では旧正月まで少し機関が開いてしまうので、そこまで大きな盛り上がりはなかったようです。

聖誕節の過ごし方

イベント的にはそんなに盛り上がっていないように見えますが、レストランや映画館などではこのイベントに紐づけたサービスが用意されており、特別メニューなどを出す店なども少なくありません。
プレゼント交換などをするのかというと、そうでもなく中国ではリンゴを贈るのが良いとされています。
これはクリスマスイブの事を指す平安夜の平の字が林檎を表す漢字と同じことからこの風習が生まれました。
ちょっと地味な日と感じてしまいがちですが、付き合い始めのカップルなどはこのロマンティックな雰囲気を利用して思い切り楽しむようにしているようです。
商業施設などでも大きなイベントがあり、日本のクリスマスと似通った部分もあります。

聖誕節を楽しむには

中国に旅行に行く際、聖誕節と日程が重なることもあると思います。
日本のような国内全域が盛り上がっているという空気は感じられませんが、街中のイルミネーションはとてもきれいだと言われています。
LED照明の技術が発展している現代、その技術力をいかんなく発揮できる中国ならではの工夫や創造がされており、それを見るだけでも価値が有ります。
日本とは少し違う雰囲気のクリスマスを是非過ごしてみて下さい。